透き間

それとそれの間

06240401

夜明けだわ、夜明けだわ。
鳥が一声鳴いたら、次々と鳴き出して、匂いを連れてくる、空の明るみを連れてくる。
触れる獣も今夜は寝ないものだから、私もずっと目を覚ましていた。
時折のざわめきも好きになれるくらい、初夏の夜明けは愛おしい。
この匂いも、色も、愛おしい。
私はこれを感じるために生きているのだと、そう言っても過言ではないくらい。

— 4週間前
おめでとう、お子

中学高校時代の友だちが、この世に一人のお子を産み落とした。

中学の時は特に一緒にいる時間が長かったから、彼女の片目を瞑りながら大笑いする癖が私にもうつったりして、常に笑っていた思い出しかないな。
成人式で久しぶりに会って、その時も彼女のやんちゃさは残っていたけれど、もうお母さんらしい落ち着いた雰囲気も持ち合わせていて、きっと彼女なら大丈夫だと思った。

「この世に一人のお子を産み落とした」という、素晴らしい今日におめでとう。

ゆっくり休んで、お幸せに。

— 1ヶ月前
05302333

人から離れたいと思ったのに、夜になるとこんなに寂しいのはなぜかしらん。

— 1ヶ月前
05292020

なんだかすべてを見抜かれたかのように、まっすぐに見つめられて、問いを次々と出されて応えて、うーんと言って考えて言葉を選んで素直に出した言葉に嘘はなかった。あの空間の中に、嘘はなかった。そして本心が見えた時に私が一番好きだと思っていたものが実は正反対だったりしたものだから、もう今は放心状態。何を考えても頭に残らなくて流れていくだけ。偽るのは疲れるよね。でもそれを知った今は、もっと疲れている。

— 1ヶ月前
05291202

電車の中にぽつんひらりとハンカチ。誰にも気づかれずに、または気づかないふりをされて、踏まれて、蹴られて、進んで、ぽつんひらり。ぽつんひらり

— 1ヶ月前
05221814

太陽は、万国共通ぜんぶの国の、地球にいる人ぜんぶの人の共通の財産であり、または誰の財産でもなく、明かりと温かみを欠かさず毎日お借りしているわけだけれど、たとえば今のような雨上がりのあとの、太陽に明かるんだほんのり暖色空、温めてもらう空、というものを人は一人占めした気持ちになって、または一人占めしたくてずっと見つめる。

— 2ヶ月前
5月15日の夕方。

今日は、ひとりになると泣きそうだ。
そして今日は、大事な人のお誕生日だ。

この感じと一日は、前にも同じような時があったなと思い、引き出しから出したのはチンサリの夜。

想ってくれる人はすぐそばにいるけれど、どうやったってひとりなんだ、あの時も、今も。

「お誕生日おめでとう」
同じ言葉を伝える。

病室のベッドで、さっきも今も今度もひとりで、日付が変わった時だけカーテンを少しめくって「おめでとう」と言う。またひとりになる。

あの人も、同じことを感じるのだろうか。ひとりを感じるのだろうか。そうじゃないよと伝えたいけれど、根拠はないから、やっぱりひとりなのかもしれない。

— 2ヶ月前
23:31

わたしから生まれる言葉は、愛であり、祈りであり、生命である。そうありたいのである。

— 2ヶ月前
夜に思ったこと

昨日も小さな獣と、一緒に眠った。毛が生えてて、触れると安心する。ただ、その獣にしっぽが生えていることを、忘れたら大変。

— 2ヶ月前
1732

もう春が来ましたが、あなたはいかがお過ごしですか。お別れしたのが何ヶ月も前のような気がしますが指折り数えてみたらまだ二ヶ月でした。誰も口には出しませんが、なんとなく寂しいところはあると思います。あなたがそちらの生活に慣れることは何よりもよいことですが、それがまた寂しくもあります。帰る時には連絡をください。

— 2ヶ月前